曹洞宗 福聚山観音寺(ふくじゅさんかんのんじ)郵便番号956-0862 新潟県新潟市秋葉区新町2-5-51

お寺の外観の写真

和笑のひとり言

道元禅師のことば『無益の事を行じて徒(いたずら)に時を失うなかれ』正法眼蔵随聞記 新年を迎えあらためて自分自身に問いかけてみる、「ただ年齢だけを重ねてはいないだろうか?」 「充実した日々をすごしているだろうか?」「死に向き合っているだろうか?」 禅の教えにおいては、坐禅が最も重視されることは言うまでもありませんが、坐禅以外の修行が否定されているわけではなく、道元禅師は、食事から掃除に到るまで、日常の全ての実践を修行と考え、一つ一つを大切に行じることを教えとしています。 「時の流れはいのちの流れ」であり、慌ただしい日々の生活において、時は自分で使うものであるにも関わらず、時に使われている私たち、良い時を丁寧に重ねることは、良いいのち(人生)を丁寧に重ねることなのです。 そして死に向き合うことが、生かされ生きている「いま」の尊さを確認でき、感謝の心が育まれ、喜びのある時を刻むこととなるのです。「生きる喜びは死ぬという絶対的な終わりに支えられているのです」 私たちは、現代社会(コロナ災禍を含む)において、知らず知らずのうちに様々な情報に振り回され、知識が増えるばかりで、肝心の生きることが疎かになってはいないでしょうか。 「いまという時なかりけり、まという時にいの時は去る」今という時は今しかないのです、いや今もないのです。今を大切に生きていきたいものです。

住職のイラスト

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